約 852,696 件
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/527.html
【初出】 SSスレ Part4 26-28 ソレは、見たことある場所 ソレは、見覚えのある人物 ソレは、アノ時の繰り返し だがうまく思い出せない でもひどく不愉快だ 緑色のジャージ姿の女は白い翼で貫かれている。 誰だか思い出せない。 なぜか胸が苦しい。 ヤメロ 見るんじゃネエ! 血まみれの白い翼の生えた男が何かを喋っているが聞き取れない。 見覚えがあるが、名前が出ない。 イラつく。 男は喋る 「動きを止めたきゃ殺せば良い。気に食わないものがあるなら壊せば良い。 悪ってのはそういう事なんだよ!救いなんか求めてんじゃねえ!! へらへら笑って流されようとしてんじゃねよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 男は何か喋っている。聞こえないのに言っていることが理解できた。 否、覚えていた。 チクショウ またかよ またオレはアノ時の夢を見てんのかよ 何なんだよいったい オレは どうしちまったんだよ! 続く 目を覚ませと強く祈っても 目を覚ませと強く思っても 目を覚ませと強く念じても 続く 何も出来ないままアノ時の夢は続いた。 考えることが出来るのに、他の感情を抱くことが出来るのに終わらせることは出来なかった そして咆哮が響いた。 音は無い。 ただ感じるのは体の底から震え上がるほどの振動 ただ考えるのはアノ時と同じ殺意 心が砕け、どす黒いドロドロした永久の闇の感情。 「スゲェな・・・・。スゲェ悪だ。やりゃあできんじゃねえか、悪党。確かにこれなら『未元物質』 は『第二候補』だよ。ただし、そいつが勝敗まで決定するとは限らねえんだな!」 いまだにその声は聞こえない、ただ一方通行は知っている。 この台詞を、この場面を覚えている。そしてこの後の展開も知っている。 これはただの夢、ただの過去、過去は変わらない、夢は続く。 気がついたら終わっていた。 何故だ!俺は何故こんな無意味なものを見るんだよ ワケワカンネンダヨ! ナンナンダヨ! !!? 気がつくと小さな少女が見上げていた 目が合った。誰だかすぐに理解できた、そして聞こえた。 「見つけたよ、ってミサカはミサカはゆっくりと話しかけてみる」 ブォ!!黒い翼が幼い体を潰そうとした。 ヤメロオォォォォォォォォオオオオ! 黒い翼は打ち止めの手前で停止する。 ハァ ハァ はぁ 何でだよ・・・ 奇妙な出来事だ、と思った。 夢だと分かっているのに、これは過去の疑似体験のようなものだと。 タイムトラベルではないのだ、結末は変わらない。 そんなことわかりきっていたのに一方通行は叫んだ。 これは夢だ、夢に反映されるわけでもないのに、過去のことなのに。 打ち止めを失うかと本気で思っていた。 アノ時の感情は今でもはっきりと覚えている。 感情のまま行動し、すべてを捨てようとした。出来なかった。 今まで大切なものなど無かった。守ろうと思った存在もなかった。 世界のすべてを敵に回しても負ける気がしなっかた。失うものが無いからよかった。 失いたくないものなどないから。失いようがなっかた。 だからアノ時すべてを捨てようと決意した。 今あるものを捨て過去の一方通行に戻ろうと。 手に入れたものを手放そうとした。 だかろ打ち止めを殺そうとした。 強く念じた。 捨てろステロステロ捨てろ捨てろ殺せ捨てろ捨てろ捨てろ捨てろステロ捨てろステロ捨てろステロ ステロステロ捨てろステロ捨てろ捨てろ殺せ捨てろ捨てろステロ捨てろステロ捨てろ捨てろステロ 捨てろ捨てろステロステロ捨てろ捨てろ捨てろ捨てろ殺レ捨てろ捨てろステロ捨てろステロ捨てろ ステロステロ捨てろステロ捨てろ捨てろヤレ捨てろ捨てろステロ捨てろステロ捨てろ捨てろステロ 捨ててしまえ! こんな感情を抱くなら、こんなくだらない苦しみが湧くなら こんな未知の痛みを捨てられるなら、開放されるなら簡単だろ 殺れよ!殺っちまえ!今すぐ!肉片を残さず消せ!さぁ!やるぞ!捨てるぞ! そして気づいた どうすれば どうやれば いつの間にか出来てしまった、今まで一度も持ったことの無いこれの 生まれて初めて抱いた「守る」という感情を、すべてを犠牲にしても守ると この初めて抱いたこの感情の 捨て方が分からなっかた。
https://w.atwiki.jp/tamers-dungeonwiki/pages/15.html
魔物:SS 名称 属性 コスト Lv. HP 攻撃 防御 運 回復 スキル 備考
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/981.html
140文字SS:ハピネス注入!冬のSS祭り2015【1】 1.[競作2015]フレッシュプリキュア・せつな【大切な友達】/mizuiram 誰もいない夕暮れの放課後って寂しい。そう呟いたら、いつもみたいに笑ってくれた。おかげで綺麗な夕日を二人じめだよ、幸せゲットだねって。 「…あたし」 指が絡んだ 「せつなに会えて幸せ」 力がこもる 「ずっとずっと、幸せだよ」 もう、明日から会えなくても。 呑み込まれた言葉に、握り返す指が震えた。 2.[競作2015]フレッシュプリキュアで「大切な14の頃」/ねぎぼう ダンスが憧れからライフワークになった。 幼馴染みが辛さも喜びも分けあえる仲間になった。 そして、貴女と家族になった。 二十になって、 何兎も追えないことも、 貴女がラビリンスに行った訳も、 メビウスの遺した言葉の重みも 少しは解ってきたように思える。 14で出逢った大切なことを私は忘れない。 3.[競作2015]なぎさ&ほのか「大切な場所」/一六◆6/pMjwqUTk なぎさと初めて喧嘩した場所に一人。 こうしていると、電車の轟音まで蘇ってくるみたい。 でも私たち、あの後本当の友達になれた。 「やっぱり。ここに居ると思った」 二日ぶりに聞く声が近付く。 もしかして同じこと考えてた?ここでなら、仲直りできるって。 二人向き合うと、自然に声が揃った。 「ごめん」 4.[競作2015]ゆうこ&いおな「大切なご飯」/一六◆6/pMjwqUTk ご飯を宝物のように口に運ぶ。 次はおかず。食べている時のゆうこは、本当に幸せそう。 「明日、お姉ちゃんが帰ってくるの」 そう言うと、さらに輝く表情。 「じゃあ明日は『おおもりご飯特製・家族仲良し弁当』……」 「の、作り方を教えて?」 「喜んで!」 幸せ大盛りてんこ盛りの笑顔が、辺りを照らした。 5.[競作2015]スマイルプリキュア・あこ『大切な仲間』/mizuiram 「響のバカっ!」 「奏のわからず屋!」 …またやってる。 「喧嘩するほど何とやらじゃな」 呆れ顔の私に、お祖父ちゃんが微笑む。 「私には縁のない話よ」 私ならもっとオトナの対応を 「あこ助けて!」 「ちょ!?」 「卑怯よ響!」 「~もう、いい加減にしなさい!」 お祖父ちゃん、笑ってないで何とかしてっ! 6.[競作2015]響&奏「大切なモノ」/一六◆6/pMjwqUTkg 「もう!私もエレンも仲間のこと書いたのに、響ったら」 「ヒドいよ奏。人の作文、盗み読みして!」 「最初の方だけ見えちゃったの。大体なんで“大切なもの”ってテーマで、響が“ケーキ”なんて書くわけ?」 「だってぇ。ケーキってさ、奏との絆みたいな物でしょ?仲が悪かった頃も、ずっと」 「響……」 7.[競作2015]つぼみ&えりか、っていうか、えりか「大切な場所?」/一六◆6/pMjwqUTkg 敵は広範囲を占拠してる。 今は仲間の応援頼めないし、あたしがやるっしゅ! まず下のヤツをちゃちゃっと片付けて、 上の敵を蹴散らし……ちゃダメダメ、まとめて下ろしてっと。 うわぁ、もうこんな時間だよぉ! 「えりか?ファッション部のみんな、もう来てますよ? 今日はえりかの部屋で打合せですよね?」 8.[競作2015]ラブせつで【ベランダで / あふれる…】/ねぎぼう ベランダで星空を見ていた。 少し寒くなってきたので二人は肩を寄せ合い、一枚の毛布を纏う。 「暖かい……」 「もっと暖かいこと、しよっか?」 頬を寄せ合う。 あともう何日?そう思うと、あふれる……涙。 二人の大切な時間にはもう泣かないと誓ったのに。 「ラブ、どしたの?」 「たはは、花粉のせいだよ」 9.[競作2015]はるか(&みなみ)「大切な夢」/ねぎぼう 既にプリンセスである人を前に「プリンセスになる」という夢は、 少し気恥ずかしい秘め事。 でもね、海藤さんも頑張って頑張ってプリンセスになったんだって。 これって、ス・テ・キ・すぎる! だからね、私いっくらでも頑張っちゃうんだ! 大切な夢を海藤さんの前でも秘め事のままにしていたくないからね。 10.[競作2015]みゆき&やよい「大切な夢」/一六◆6/pMjwqUTk 「わぁぁ、見ちゃダメぇ!」 涙目で手元を隠すと、意外にも真剣な声がした。 「そんな風に描いたらスピード感出るんだ。 やっぱりやよいちゃん凄~い!」 ピンと来た。 「みゆきちゃんも漫画描いてるの!?」 途端に真っ赤な顔で慌てる彼女。 でも教えてくれた。 絵本を描きたいという大切な夢と、その想いを。
https://w.atwiki.jp/dgrpss/pages/395.html
エスパーだから、だなんて、本気で言っているわけじゃない。 人よりちょっと直勘が鋭いのと、ちょっと感情の機微に敏いくらいだ。 ただ何かしら芸風があった方が売れるし、と勧められて、デビュー当時はそういうキャラで押していた気がする。 もちろん売れてからは、そんなことをする必要などなくなったけれど。 けれど、未だに。 「…ゴメンなさい、シャーペンの芯は、私も切らしちゃってて」 「えっ、あ、……ホント、よく分かるよね、そういうの」 「エスパーですから。えっと…この時間だと、まだ購買は開いてますよね」 反応が楽しいので、彼の前で限定して、私はエスパーになる。 ――――――――――――――――――― 弾丸論破 ナエマイSS 『エスパー』 ――――――――――――――――――― 簡単に言うと苗木君の場合は、極端に考えていることが顔や仕種に出やすいのだ。 今だって、申し訳なさそうな顔をしながらシャーペンを手にとってやってきたなら。 だいたい、その用件はわかってしまうだろう。 それは例えば、先輩アイドルが煙草を指で遊ばせているそれに近い。 「火をつけろ」という合図。 もちろん私は煙草なんて吸わなかったけれど、そんなときのためにポケットにライターは忍ばせている。 「うーん、購買まで行くのもなぁ…他の誰かに借りるよ。ゴメンね、舞園さん」 なんて、彼が目と足を向けたのは、私の二つ前の席。 どこに忍ばせていたのか、魔法瓶から注いだ紅茶を優雅に啜る、セレスさん。 むっ、とする。 「…苗木君。そんなに今すぐ必要なんですか、シャーペンの芯」 「え?うーん…なんか、無くなったら足しておきたくなるというか」 「次の授業は体育だし、もう今日は使う授業は無いですよ」 「そっか…あ、でも」 「日誌、は、ボールペンで書けばいいんじゃないですか?」 言う前に言い当てられて、相変わらず驚きに目を開く。 その仕種がなんとなく可愛くて、私は頬を緩ませてしまう。 けれど。 (断られたからって、何も他の女の人の所に行かなくても…) 彼の方は、私の心なんて露とも察知してくれない。 そんな、人の裏を知らないような純朴な所も、まあ、その…素敵だけれど。 「まあ、舞園さんがそう言うなら」 納得したようなしていないような微妙な顔色で、彼は自分の席に戻っていく。 と、それに合わせたように、 「随分とご執心でいらっしゃいますのね」 皮肉と嘲笑を含んだ、いやに丁寧な声が前の席から届いた。 「…何のことですか」 「独占欲の強い女は引かれますわよ、と申し上げたのです」 つ、と紅茶を含みながら微笑されて、なんとも言えない気持ちになる。 考えを読まれる側に回るのは、怖い。 ――――― 「あ、舞園…さん」 休み時間をまたいで体育館に向かえば、苗木君が重そうなポールを一人で運んでいた。 「今日、バレーでしたよね。ポールとネット、先生が来る前に出しておきましょうか」 苗木君は目を合わせようとしない。 その割に、ちらちらと頻繁にこちらに視線を送っている。 視線の矛先は、言わずもがな。 この学校は、未だに体操着がブルマだ。 学園長の趣味だろうか。 中学までの私なら、嫌悪感から逃げ出してしまっていたかもしれない。 男子のそういう視線には、慣れていなかった。 けれどそれは、アイドルになる前までの私。 業界のセクハラの前では、山田君も泣いて逃げ出すだろう。 下着のズレを直すフリをして、わざと指を中に滑らせてみる。 耳まで真っ赤に染めながらも、苗木君は食い入るようにその仕草を見つめる。 汚らわしい、雌の高揚感。 ゾクゾクと、見せつけていることに背徳的な興奮を覚える。 視線を感じる。視線で感じる。苗木君の視線が気持ちいい。 ステージ上にいる感覚に似ている。 羞恥心が心地よい、鼓動が速くなる、体が熱くなる、もっと―― …と、いけない。 これじゃ、変態さんだ。 「…もう、どこ見てるんですか」 自分を棚に上げ、唇を尖らせて咎めると、ビク、と体を強張らせる。 小動物のような仕草はいっそ、可愛らしさまで感じてしまう。 「えっ、う、あ……ご、めんなさい…」 「苗木君、エッチです」 「ちが、違うんだ、これは、その…」 クスリと笑ってみせると、苗木君は少しだけ安堵したような表情を浮かべた。 「そ、そうだ!ホラ、早くバレーの準備しないと」 「うーん、なんか誤魔化されている感が…」 「僕こっちのネット張るから、舞園さんはそっちをお願い!」 「…ふふ、わかりました」 軽蔑、するだろうか。 私があなたの考えを覗いて、わざとあんな行為をしていると知ったら。 いや、するに決まっている。 気は弱いけれど、意外にまっすぐな少年だ。 私みたいなねじ曲がったような存在を、きっと許せない。 まだ少し残る興奮に蓋をして、私は彼の後を追う。 ――――― 「買い物、ですか」 「うん、どうせだから色々文房具とかそろえようかな、って」 放課後。 二人で帰ろうと提案すると、今日は本屋に寄るから遠慮すると言われた。 文房具>私 という式が真っ先に頭に浮かび、急いでかぶりを振って払拭する。 「じゃあ、私も一緒に行っていいですか?」 「え?」 「ダメ、ですか」 「いや、あの、もちろんいい…んだけど、僕に着いてきても、特に面白いこともないよ」 視線を反らしながら、ポリポリと頬を掻く。 む、と、思わず頬を膨らませそうになった。 卑屈なところというか、人に気を使いすぎるというか。 そういうところは、好きじゃない。 「私が着いて行きたいから、勝手に着いて行くんです。ホラ、早く」 「わわっ…」 手を取って、引っ張る。 もう少し男の子として頼れたら、引っ張ってくれたら、とは思う。 まあ、そういう遠慮も彼の優しさから出ているのだと思うと、魅力的だと思えなくもないけど。 ぐいぐいと手を引っ張ると、恥ずかしそうに苗木君がごねる。 「まっ、舞園さん、あの、手…みんなに見られるから…」 「え?なんですか?」 わざと聞こえないふりをして、掴んだ手に指を絡める。 ひゃっ、と苗木君が女の子みたいな声を上げるので、思わずクスリと笑いを洩らしてしまった。 「もう…舞園さん、わかっててわざとやってるでしょ」 「さあ、なんのことでしょうか」 「うぅ…そうやって僕のことからかうんだから」 からかってるわけじゃ、ないんだけどな。 結構本気でアプローチしてるのに、もうそろそろ真に受けてくれたって、 「あ、ホラ…着いたよ」 校門を出て、ものの三分。 握りしめていた手を振りほどくようにして、苗木君が文具屋を指し示した。 そして一人、先にその店の中に入って行ってしまう。 …もしかして本当は嫌われてるんじゃないだろうか、と時々思ってしまう。 ここまで何度も何度も、勇気を出して迫っているのに。 けれども嫌っている素振りもないし、ただ脈がないだけだろうか。 いや、脈がないっていうのもそれはそれで傷ついたりするんだけど。 「舞園さん?」 人の気も知らないで、入口からひょっこり苗木君が顔を出す。 「うー…今行きます」 「? うん…」
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/3147.html
小ネタ げんてんかいき 美琴「いちゃいちゃするわよ!!」上条「いきなりどうしたんだよ」美琴「最近私達、いちゃいちゃしてないじゃない。というか殺伐としてるわよ」上条「うーん、そうか?」美琴「そうよ!!私と当麻が命を懸けてバトったり悪の研究員を消し炭にしたり首から下が潰されたり!!」上条「いやそんな事一度もないからな?!てか何かエグいよ!?」美琴「それもこれもはりねずみの奴が鬱展開しか考えて無いのが悪い!どういうことよ夢に私が出てきて当麻が居ないって、昔見た上琴の夢の続きはどこ行ったー!!」上条「ストップ美琴さん!これ以上メタ発言しないで!!」美琴「たとえ夢でももっと遊園地でデートしたいし二人でラジオ出演したい!というかもっといちゃつきたい!!」上条「わかった。わかったから落ち着いて!!」美琴「……じゃあ、いちゃいちゃしてくれる?」上条「ああ、美琴の気が済むまでしてやるよ」美琴「具体的にどうすればいいかわかってる?」上条「えーっと、こうか?」ギュッ美琴「……よろしい」美琴「じゃあ今度は撫でてほしいなー、なんて」上条「まったく、我儘な姫だことで」ナデナデ美琴「エヘヘー」ニパー美琴「ねぇ当麻」上条「ん?」美琴「ん」chu*上条「ーーーーえ、あ、あわわわわ」////美琴「大好き」上条「お、俺もだ、大す、好きだ、ぞ----ふにゃー」プシュー美琴「と、当麻が壊れたー!!」
https://w.atwiki.jp/pokegaiss/pages/13.html
長編SS 感動系 シリアス系 カオス系 エロ系 鬱系 作品クロス その他
https://w.atwiki.jp/drsrms/pages/37.html
探偵部SS① タイトル written by 流血少女DFキャラ感想 翻訳者 ダンゲロス集団家系個人的まとめ 翻訳者 ゼラニウム・プロローグ(流血少女SS) 犬・ハーン! 下着レポート集 探偵部のみなさん 港河真為香エピローグSS→港河 真為香のページ末尾に掲載 港河真為香
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/10049.html
ケイの選択肢 ナオミ なんだか最近、ケイが暗い気がする。いや、指示に影響はないんだがなんとなく普段の言動が暗いとゆうか… アリサ「奇遇ね、ナオミ。私も同じように感じていたわ」 ナオミ「ケイの様子が変になったのって大洗に負けてからじゃないか?」 アリサ「私もそう思う」 ケイ 最近、どうしても考えてしまう。私の戦い方は正しかったのか。私は大洗との戦いで最後、同じ車輌で戦った。その結果負けた。だから。ってあぁ!ヤバイ!ミーティングの時間だ!ヤバイ遅れる!どんだけ考えてたんだ私! ドタドタ ドタドタ ナオミ「ケイ」 ってナオミ?ナオミもミーティング遅れるわよ! ナオミ「大丈夫。ミーティングの方はアリサに任せてきたから。あと、話したいことがあるから場所変えない?」 相変わらず男前よね、ナオミって。とゆうか、アリサが良く承知したわね? ナオミ「そこはまぁ、うまく丸めこんだ」 …聞かなかった事にするわ。 ガチャ ナオミ「隊長室って相変わらず豪華だよな」 ケイ「私はこんなのいらないのにね」 ナオミ「たしかにケイのイメージには合わないよな」 ケイ「で、話ってなに?」 ナオミ「最近なんだか様子が変だぞ、ケイ」 うわぁ…気づかれてたか… ケイ「…」 ナオミ「よかったら話してくれないか?」 ケイ「はぁ…こうなったら隠しても無駄ね。いいわ、全部話す。そのかわりアリサ以外にはオフレコで頼むわよ?」 ナオミ「わかっている」 ケイ「じゃあまず…私達は1回戦で大洗に負けた。いくら無線傍受で全車輪で攻撃がアンフェアだって言ってもその考え方で負けたのもまた事実。だから…私がああゆう考え方を…あの時した選択が本当に合っていたのか…分からなくなって」 ナオミ「…そんなことか。あれは誰のせいでもない。まぁしいて言えば無線傍受なんかしたアリサのせいになるんだろうが。 ケイがあの時した選択肢は間違ってない。まほが言っていただろう? 『自分の戦車道をやればいいんだ』と。 ケイにとってそれが自分の戦車道ならそれを貫けば良いだけだ」 ケイ「!」 ナオミに言われてハッとした。そうよね、自分の戦車道をやればいい。それで負けたとしてもその時の選択肢が必ずしも間違っているわけではない。 ナオミ「私は先に戻ってるから落ち着いたらケイも来いよ、ミーティング」 そう言ってナオミは行った。 ナオミ 全くなにを悩んでいるのかと思えば…でもケイが吹っ切れたならそれでいいか。でもまずはアリサに結果報告だな。 ナオミ「アリサ、いる?」 アリサ「ナオミ!どうだった?」 ナオミ「吹っ切れたみたいだ。多分、もう大丈夫だろう」 アリサ「そう、良かった…でもアンタってホントにこうゆう役を担当するとすごい男前に見えるわね。改めてファンクラブができるのも納得だわ」 ナオミ「とてつもなく不本意だがな」 そう、私はとてつもなく不本意なのだ。そもそも女なのに男前って言われて喜ぶと思うか?断じて否! ナオミ「毎度毎度事あるごとに送られてくるラブレターやファンレターの処理には困っているんだぞ?」 アリサ「贅沢な悩みね」 ケイ 結局は今日、練習に参加しなかった。もう疲れちゃったから今日はズル休み。少しくらいいいでしょう? にしてもさっきのナオミってすごく男前よね。あれが私じゃなかったら絶対に惚れてたと思うわ。人たらしもいい所ね。それを自然にやってのけるんだから羨ましいったらありゃしない。ああゆう事をしてさまになっている女子高生ってナオミとまほぐらいなんじゃないかしら?いやマジで。 まぁ私でも油断すると少しドキッとすることはあるけど。現に今そうだったし。 全く、人をドキッとさせる行為をナオミには禁止しようかしら?
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/1037.html
【初出】 禁書SS自作スレ>>488 2 ―僕はもうイギリス清教の魔術師じゃない その言葉に驚いたのは上条当麻だけではなかった。土御門にインデックス、共にステイルと同じイギリス清教のはずの二人でさえ驚きを隠せずに口をポカンと開いていた。 「イギリス清教の魔術師じゃない・・・・って、どういうことだよ?」 聞かれたステイルは胸元のポケットからタバコを一本取り出し、ライターも使わずに火をつけると口元に小さな笑みを浮かべてこう続けた。 「なに、簡単な話だよ。イギリス清教にいたんじゃ、僕の目的が達成できないからね。僕には学園都市をどうしても戦場にできないわけがある。分かるかい?学園都市が戦場になってしまえば、間違いなく彼女に危害が及ぶんだよ」 そこまで言われて上条は理解した。コイツ・・・この元イギリス清教の神父は自身の目的の為に『必要悪の教会』に身をおいているにすぎない。そして、そのたった一つの目的はとある学園都市に住んでいる一人の少女を守ること。そして、その学園都市と繋がりのあるイギリス清教は彼にとってその目的を達成するのに都合のいい所であった。無論、そこにいたから少女とも出会えたというのが先に立つが・・・しかし、今回の『ネクロノミコン』事件は今までの事件とは大きく違う。今までは学園都市に協力的だったイギリス清教が、そのネクロノミコンを狙って魔術師を送り込んでいる。それも、イギリスだけじゃない。世界中の教会がこの街にあつまっている。仮に中で戦闘が起こったとすれば警備員(アンチスキル)や風紀委員(ジャッジメント)も動くだろう。その時に、両勢力の抗争になれば恐らく終わりだ。不毛に続く争いは下手をすれば学園都市が崩壊しても終わることはないだろう。となれば、インデックスも大きな危険に晒されることになる。だから、目の前の神父はただ一人の少女を守るためにイギリス清教という強大な敵に戦いを挑む決意をしたのだろう。考えればゾッとする。はたして一体、何がコイツにこんな事をさせるのだろうか。 「じゃあ、味方ってことでいいんだな?」 握っていた拳を閉じる。胸に溜まっている熱いものは消えたわけではないが先ほどよりは幾分マシになったような気がした。 「とりあえずは、ね。僕たちの目的が一致している状態ならば不服だけど味方と思ってくれて構わないよ」 言葉に眉を潜めながらも上条は土御門の方へと視線を向けた。さきほどから何かを考えているのかずっと下を向いて黙っていたが、上条の視線に気がついて顔を上げた。 「どした、カミやん?」 「あ、いや。お前はどうするのかな・・・って。お前も一応イギリス清教だろ?それなら・・・・」 「あぁ~、安心しろい。俺もみすみす学園都市を戦場にする気はない。だって、仕事がなくなっちゃうしにゃー」 笑顔で答える土御門。確かに彼の立場上、スパイとして動いている彼の立場としては両者の争いは避けたい所だろう。 「とりあえず俺はアレイスターに接触して、手は出すなって旨を伝えてくる。ステイル、お前は・・・・」 「僕はネクロノミコンの捜索を続ける。上条当麻」 名を呼ぶと同時、ステイルの顔が上条へと向けられる。 「なんだよ?」 「君も手伝え。なに、学校なんか数日休んでも問題ない。」 言われたなくてもそのつもりだったが・・・命令されるのがステイルだと腹が立つなどと思ったがチームの中が悪くなるのは良くないので壮絶に不本意だが素直に頷いた。
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/1096.html
【初出】 禁書SS自作スレ>>972 ◇◇◇ 姫神秋沙は困っていた。 彼女が持っている紙切れに書いてある指定条件を満たす相手が一向に見つからないからだ。 黒髪の少女はうだるような炎天下の空の下汗だくになりながら走り回っていた。 「正直これはツライ。範囲が広すぎる」 誰にはとはなしに呟きながら道行く人達を観察する。そしてはぁっと溜息をついた。 「見ただけで[妹]と判別できるなら苦労はしない。どうしたものか」 いっそのこと彼女の担任のちびっこを連れて行って強引に[妹]だと言い張ってやろうかと考えていたらドン!っと彼女の膝裏に衝撃が走った。 カックン 「う、うわ、わわわ」予想外の方向からの膝カックン攻撃を受けて体勢が崩れるが、両手をわたわたと振りながら体勢を立て直すしてから振り返り 膝かっくんの犯人を捜した。 背後には誰もいない。 「学園都市の七不思議。でもいまは怪談の季節ではない」 ツンツン 自分のふくらはぎの辺りを突っついてくる感触がある。 不審に思って視線をググっと下に下げると、茶色いさらさらヘアが見えた。 見た感じ10歳前後の女の子で手にはわたあめのの袋をもっていた。 少女に視線を合わせるために自分はしゃがみこむ体勢になり、目の前に来た少女を観察する。 「そんなに見つめちゃいやん、ミサカはミサカは照れながら朝見たドラマの真似をしてみる」 じーーーーーーーーーーーー、無言で少女の目を覗き込む 「あれ?反応がなかったりミサカはミサカはもっと暴れてみたり」 そういうとちびっこは姫神の背中やら頬やらを激しく突っつきだした。 「やめなさい。迷子なの?」 自分のほっぺたを激しくつっつく小さな指をガシっと捕まえて極力怖がらせないようにたずねてみた。 「えっと、あちこち走り回ってたら、あの人とはぐれてしまったんだけど、ミサカはミサカはあなたのぷにぷにのほっぺたをつっつくのをやめなかったり」 つんつん、ぷにぷに 捕まえた手とは逆の手を使って姫神のほっぺたをつっつく。 黒髪の少女はいまだにぷにぷにされる自分のほっぺたを無視し「名前は?。どこから来たの?」とさらに尋ねた。 「ミサカはミサカ20001号、個体ネームは[打ち止め]ていうかも、ミサカはミサカはあなたに自己紹介してみたりする」 にまん、いち?・・・・らすとおーだー?・・・珍しい名前?いやそもそも名前なのかもわからない。 とにかくわかるのは目の前の彼女が保護者とはぐれているという事実だけははっきりとしている。 「思考完了。さあいこうか?」 「あれ?ミサカはミサカはなんだかテキパキと小脇に抱えられていつもより視線が高くなったことに感動を覚えたりしてみる」 茶髪の少女[打ち止め]を自分の小脇に抱えると姫神秋沙は少女に告げた。 「私は姫神秋沙。いまからアナタは私の[妹]」 「[妹]?確かにミサカは[妹]だけどとミサカはミサカは新事実を告げてみたりする」 「そう。それは好都合」 視線を上に戻し、途中で分かれた少年の事を思い浮かべたが、どうせあの少年ならどうにかするんだろうとか思って数秒で頭を切り替えた。 脇に抱えられてはしゃいでいる少女を見て、まあ、これなら[妹]でも通るだろう。競技が終わったら一緒に探してあげるなり迷子センターに預けて放送でも流してもらえばいい。 一息ついた後に姫神秋沙は軽快に走り出した。 「わっわっ、これは新感覚なのかも、とミサカはミサカは新たな喜びを発見してみたり」 ◇◇◇